わからないページにぶつかったとき
前回は、相澤忠洋さんについて学習しました。
わたしは、黒曜石や、石をくだいてつくった石器(打製石器)などのキーワードを知っていたので、
「あのへんのことを発見した人なんだな」とイメージすることができました。
では、旧石器時代というキーワードを知らない場合、
参考書を順番に読もうとして、相澤忠洋のページを開いたけれど、
イメージができない。
そんな時どうすればいいのでしょうか。
わたしなら「わからないけど、そういうものなんだろうな」と思って次に進みます。
わからないページは飛ばしてしまう、というのも有効でしょう。
しかし、真面目なあなたは、わからなくて止まってしまい、飛ばして進むこともできないのではないでしょうか。
「わからないけど、そういうものなんだろうな」と思って次に進むのは、ページを飛ばすのに似ているように見えます。
似ているように見えますが、違います。
自分が「わからない」のだとしっかりと知っているからです。
いずれ、練習問題を解いたり、先のことを学んだりすれば、旧石器時代、岩宿遺跡、黒曜石などのキーワードを把握できるときがきます。
それから、ふとした拍子に、相澤忠洋のページに戻ってみると、
「あのへんのことを発見した人なんだな」とイメージすることができるのです。