教科で得られる能力とは 歴史編
わたしは社会科の授業が嫌いでした。
特に歴史。
なんでこんなもの覚えなくちゃならんのだ。と思っていました。
高校の世界史のテストでは、最低で8点(100点満点中)をとったことがあります。
ところで、わたしの好きなもののひとつに、ガンダムという作品があります。
ガンダムの世界の中にも歴史があり、何年にどういう戦いがあった、などの設定があります。
(宇宙世紀○○年、といった言い方をしますが、マニアックなので省略します)
わたしはガンダムの作品の中のそんな歴史を知るのはすごく好きなんです。
作品の中だけに限りません。
ガンダムという作品が、現実ではどういう歴史や文化の中で誕生したのか。
どういう文化から影響を受けて、どう歴史に影響を与えたのか、
そんなことを考えるのがすごく好きです。
ガンダムに限らず、自分の好きな作品がどういう歴史の中で生まれたのか、
その作品は歴史の中でどういう立ち位置なのか、
ガンダムのようにシリーズのある作品であれば、その作品はシリーズの中でどういう立ち位置、どういった意味をもつものなのか。
その作品のジャンルに限らず、作者はどういう音楽、映画、小説から影響を受けてその作品を作ったのか。
そんなことを考えて探求していくのが、わたしの趣味のようなものです。
これって、歴史の勉強を通して身につく能力の1つではないでしょうか。
こんな知識は将来使わないから
というのは、特定の教科、もしくは勉強そのものが嫌いな人の常套句であるように思えます。
しかし、どんな知識が得られるのか、ではなく、どんな能力が得られるのか。
そして、それは本当に学校の勉強でしか得られない能力なのか
ということを考えてみるといいのではないでしょうか。